麻しんにご注意ください
更新日:2024年4月1日
問い合わせ先:地域保健課 予防接種室
麻しんとは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。
免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また、麻しんウイルスは、ヒトからヒトへ感染すると言われています。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
近年はワクチンの2回接種が行われ、麻しんに感染する方の人数は減っています。
世界には麻しんが流行している国・地域があります。
※海外に行く方で、麻しん(はしか)にかかったことが明らかでない場合
海外に行く前に
麻しんの予防接種歴を母子手帳などで確認し、2回接種していない方は予防接種を検討してください。
帰国した後に
帰国後2週間程度は健康状態に注意しましょう。
「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です。(PDF:541KB)
予防するためには
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんワクチンが有効な予防法といえます。
- 急な全身性の発しんや発熱などの症状が現れたら、早めに医療機関に受診しましょう。
予防接種を受けましょう
- 定期予防接種(麻しん風しん混合予防接種)対象の人は、確実に受けましょう。
- 定期予防接種の機会を逃がした方は、任意(自費)での予防接種が可能です。希望される方は医療機関へご相談ください。
- 過去に麻しんにかかったことがあるか?ワクチン接種を受けたか?
など不明な場合は、医療機関で抗体価検査(血液検査)を受けることにより、ワクチン接種の必要性を検討することもできます。(抗体検査は自費になります。)
麻しん(はしか)はワクチン接種が予防に有効です!(PDF:354KB)
関連ホームページ
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページに関するお問い合わせ
健康スポーツ部 地域保健課 予防接種室
〒346-0192 久喜市菖蒲町新堀38番地
電話:0480-85-1111 Eメール:[email protected]
メール送信フォームを利用する