生活支援コーディネーターの活動について【支え合いの街づくり03】
更新日:2019年12月9日
支え合いの街づくりの主役は、地域住民のみなさまです。生活支援コーディネーターは、みなさまの支え合いを側面から支援し、応援します。
ここでは、生活支援コーディネーターの活動をご紹介します。
生活支援コーディネーターはなぜ、市民の活動を取材するのか。
- 相互扶助的な活動といえば、例えばオリンピック・パラリンピックが挙げられます。開催国は、様々な業務を担う多くの大会ボランティアに支えられながら、長期の開催期間を運営しています。そのため、オリンピック・パラリンピックに関わるボランティアは注目されやすい活動といえます。
- また、その一方で地域社会には、個人や小規模な団体で自らが住む地域を中心に活動をされている方も大勢います。
- このようなボランティア活動の実践者は災害やイベントだけではなく、普段から地域社会で活動を行っている方もいて、その活動が認知されることによりボランティア活動に興味を持っていない人にも社会貢献・福祉活動等への関心が高まる機会があると思われることから、ともに支え合い交流する地域社会づくりが進むと考えられます。
- しかし、互いを助けるということは、ボランティア活動に限りません。例えば、親しい友人同士などの間柄で行われる助け合いや、クラブ活動などの同好の士による関係から発生する助け合い、また、地域住民により構成される自治会等によって行われる助け合いなどが考えられます。
- 生活支援コーディネーターは、様々な地域で助け合い・支え合いを実践中の方に会って、その方々が地域で支え合いを実践し、活躍する姿を取材しています。
- それぞれの地域の結びつきにより、それぞれの地域の事情に応えるような形で発生していると考えられる「地域の支え合い」は、その当事者である地域の方々にとっては、「普段の生活」であり、「ふつうのこと」かもしれません。
- しかし、そこに住む地域の方どうしで「お互いさま」と言い合えなくなってしまった地域社会では、そんな「ふつうのこと」である「地域の支え合い」は、「普段の生活」から消えてなくなってしまっているかもしれません。
- だからこそ、生活支援コーディネーターが「地域の支え合い」を実践する方にお会いし、活躍する姿を取材することは、これから地域での支え合いを作りたい方々への大切な情報・指針になると考えています。
このページに関するお問い合わせ
福祉部 高齢者福祉課
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