台風19号における市の対応を検証し、今後に備えます
更新日:2024年5月1日
問い合わせ先:危機管理課危機管理係
台風19号では、夜中に避難勧告を発令する事態となり、避難にご協力をいただいた消防団・自主防災組織や区長の皆さん、万全の準備をしていただいた消防署・警察署の皆さんなど関係各位に心からの敬意と感謝を申し上げます。
本市では、幸いにも大きな被害はなかったものの、荒川が避難判断水位を超えたため、10月12日の15時50分に菖蒲地区に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令したほか、利根川の水位が急激に上昇し氾濫危険水位を超えたことから、翌13日2時には市内全域に「避難勧告」を発令することとなり、多くの方々が避難所に避難するなど不安な時を過ごされたことと存じます。
また、避難所の開設にあたりましては、避難者の方が一部の施設に集中してしまい、受け入れが困難になるなど、課題も多く、避難のあり方等の見直しが必要であり、現在、検証を行っております。
市民の皆さんの不安をなくし、誰もが安全に、安心して暮らせる久喜市にすることが、私の最大の責務と考えております。
今後も職員一丸となり防災・減災対策に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
久喜市長 梅田 修一
課題への対応
現在の取り組み内容
(1)市民の皆さんから寄せられた「市民の声」を含む手紙やEメールなどの意見に対し、順次回答するとともに市ホームページでお知らせします。
(2)国・埼玉県に広域避難や利根川堤防強化事業の早期完成・河川の改修促進について要望を行いました。
(3)庁内の各災害対策活動(避難所開設・運営など)をとりまとめて課題を洗い出しています。
(4)県立栗橋北彩高等学校をはじめとする県立高等学校等は、地域の皆さんの主要な避難所となることから、早期に開設できるよう各学校と調整を行っています。
(5)近隣市の対応状況について情報収集を行っています。
(6)各地区の区長・自主防災組織等からの意見を収集しています。
今後の取り組み内容
(1)区長・自主防災組織、庁内の各災害対策活動班等からの意見等を踏まえ、初動体制等の見直しを行います。
(2)「洪水」における安全な避難(広域避難や垂直避難など)のあり方を検証します。
(3)避難勧告・避難指示(緊急)を発令する際は、その内容を「メール配信サービス」で配信するとともに、「電話応答サービス」でも確認できます。また、防災行政無線では、サイレンを吹鳴します。
これらの課題への対応は、決定し次第、順次、広報くきや市ホームページでお知らせしていきます。
このページに関するお問い合わせ
市長公室 危機管理課
〒346-8501 久喜市下早見85番地の3
電話:0480-22-1111 Eメール:[email protected]
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