鷲宮第24区自主防災会が埼玉県知事表彰を受賞しました

　平成31年2月5日（火曜日）に埼玉会館において、平成30年度埼玉県地震対策セミナーが行われました。
　同セミナーにおいて、埼玉県自主防災組織表彰が行われ、鷲宮第24区自主防災会が表彰されました。
　この表彰は、自主防災活動の充実・強化を図るため、埼玉県知事が特に優れた活動を行う組織を表彰するもので、平成30年度は県内約5700ある団体の中から、鷲宮第24区自主防災会を含め3団体が選ばれました。
　また同セミナーでは、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターの現地コーディネーターである辛嶋友香里氏による講演及び表彰団体による活動事例発表が行われました。

（1）組織独自の防災広報を発行
　年に5回防災広報を発行し、全世帯に配布することで、防災訓練や各種講座に参加できない住民に対しても、防災知識の普及・啓発に努めています。
（2）要援護者支援体制の構築
　地区内の要援護者を把握するため、全世帯に要援護者支援登録に関する通知を送付し、当登録書に基づき、要援護者のリスト更新及び要援護者の避難マップを作成しています。
（3）災害時避難場所案内図の掲示
　組織独自でAED設置場所を併記した災害時避難場所案内図を作成し、区内のごみ集積所26か所に掲示しています。
（4）様々な形での防災知識及び技術の習得
　代表者をはじめ多くの班員が、防災関係施設での防災体験や消防組合での救命講習、市や県主催の防災研修等に参加し、防災に関する知識や技術の習得に力を入れています。
　また、防災訓練を実施する際は、参加住民が消防署職員に直接指導を受ける形ではなく、あらかじめ組織の班員が消防署職員に初期消火や救出救護等の指導を受け、訓練当日は、組織の班員が参加住民に対し、訓練の指導を行うようにしており、災害時に組織がより主体的に活動できるよう努めています。