市指定 密蔵寺の古文書
更新日:2024年4月1日
問い合わせ先:文化振興課文化財・歴史資料係
密蔵寺の古文書(みつぞうじのこもんじょ)
種別
古文書
指定年月日
昭和38年8月10日
所在地
久喜市東大輪175
所有者(管理者)
密蔵寺
概要
密蔵寺には、慶安元年(1648)9月17日、将軍家光から与えられた朱印状をはじめ、綱吉・吉宗・家重・家治・家斉・家慶・家定・家茂の各将軍の朱印状9通及びその他宗教関係の古文書等が保存されています。
朱印状とは、とくに戦国時代から江戸時代にかけての朱印の押されている古文書のことで、近世に入ると朱印状は徳川氏に限定され、諸大名はすべて黒印状のみとなりました。
この密蔵寺は、白鳳年間、行基菩薩が関東行脚のとき自作の薬師如来像をこの地に安置し、堂守を建立したのがはじまりと伝えており、その後、天正2年(1574)火災で消失しましたが、このとき寺地を同じ東大輪内から現在地に移したといわれています。当時の勢力は強かったとみられ、歴代の将軍より朱印寺領高10石を与えられています。
徳川吉宗朱印状
参考文献
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