展示情報

問い合わせ先：庶務課公文書館

公文書館では「歴史資料として重要な市の公文書その他の記録」の収集、整理、保存のほか、市民の皆さんに「公文書」に対して関心を持っていただくため、企画展を開催しています。

　「昭和の大合併」に係る企画展は、令和3年(2021)度「久喜地区編」、令和4年(2022)度「栗橋地区編」、令和5年(2023)度「鷲宮地区編」に続き、今年度は「菖蒲地区編」を開催いたします。
　今回は、公文書館に所蔵されている歴史公文書や行政文書を調査し、菖蒲地区の合併とその歩みに関わる資料を選別し、展示いたします。
　戦後の日本の国家制度や地方制度は、大きな改革が行われましたが、地方自治体にとっては、国から移管された事業は財政的に大きな負担となりました。そこで、国は昭和28年(1953)に「町村合併促進法」を制定し、市町村の合併促進を図りました。
　埼玉県においても「埼玉県町村合併促進審議会」を設け、昭和29年(1954)2月に合併試案を発表しました。
　こうした中、菖蒲地区でも紆余曲折を巡りながら、昭和29年(1954)9月1日には菖蒲町ほか3村と1地区が合併し新菖蒲町が誕生しました。
　本企画展を通じて、市民の皆様が菖蒲地区への理解と関心を深めていただくとともに、当館の主な業務である公文書を「評価選別」し、歴史公文書として後世に伝えていく重要性を広く知っていただければ幸いです。

※久喜地区編…令和3年（2021）度開催
※栗橋地区編…令和4年（2022）度開催
※鷲宮地区編…令和5年（2023）度開催

・ 開催期間　令和6年10月1日（火曜）から令和7年2月28日（金曜）まで
・ 休館日　　土曜・日曜・祝日・年末年始（12月28日から1月5日まで)
・ 開館時間　午前9時から午後5時まで
・ 開催場所　久喜市公文書館1階展示室
・ 入場料　　無料