共食をするとこんないいこと
更新日:2024年11月11日
問い合わせ:地域保健課 地域保健第1係・地域保健第2係
「共食」という言葉を知っていますか
家族や仲間が食卓を囲んでコミュニケーションをとりながら食事をすることを「共食」と言います。
農林水産省では、共食に関する研究の結果を、食育の推進に役立つエビデンス(根拠)として公開しています。
共食をすることや孤食(ひとり食べ)をしないことと、私たちの生活はどのように関係しているのでしょうか。
「共食をするとこんないいこと」をご紹介します。
共食をするとこんないいこと
共食をすることは、自分が健康だと感じていることと関係しています
共食が多い人や孤食が少ない人は、そうでない人と比較して、
- 小学生を対象とした研究では、朝の疲労感や体の不調がなく、健康に関する自己評価が高いことが報告されています。
- 中学生を対象とした研究では、心の健康状態がよいことが報告されています。
- 成人や高齢者を対象とした研究では、ストレスがなかったり、自分が健康だと感じていることが報告されています。また、孤食が多い高齢者はうつ傾向の方が多いことも報告されています。
共食をすることは、健康な食生活と関係しています
共食が多い人や孤食が少ない人は、そうでない人と比較して、
- 野菜や果物といった健康的な食品の摂取が多く、インスタント食品やファーストフード、清涼飲料水の摂取が少ないことが報告されています。
- 乳幼児から小学生を対象とした研究では、主食・主菜・副菜をそろえてバランスよく食べていることが報告されています。
- 中学生や高齢者を対象とした研究では、多様な食品を食べていることが報告されています。
共食をすることは、規則正しい食生活と関係しています
共食が多い人や孤食が少ない人は、そうでない人と比較して、
- 乳幼児を対象とした研究では、食事や間食の時間が規則正しいことが報告されています。
- 小学生から高齢者を対象とした研究では、朝食欠食が少ないことが報告されています。
共食をすることは、生活のリズムと関係しています
共食が多い人や孤食が少ない人は、そうでない人と比較して、
- 起床時間や就寝時間が早いことが報告されています。
- 小学生を対象とした研究では、睡眠時間が長いことが報告されています。
共食をするためにできることを考えてみましょう
では、「共食」をするためにどのようなことができるでしょうか?
共食をすることのメリットはいろいろあることが分かりましたが、毎回、誰かと一緒に食事をすることは難しいかもしれません。
親の労働環境や、子どもの塾・習い事通いなどによる家族の時間やライフサイクルにズレが生じ、孤食をせざる得ないときもあります。
また、高齢化が進み、1人で食事をしなければならない場合もあります。
共食をすることができなくても、食べるときはスマートフォンやテレビを消す、バランスの取れた食事を準備し、みんな同じものを食べる、休日を利用して家族や仲間と一緒に食事をする、親子で簡単なおやつ作りをして一緒に食べるなど、共食をするために工夫できることがあります。
共食ができないからといって諦めるのではなく、共食をするために、工夫できることを考えてみることも大切です。
共食をするとどんないいことがあるの?(農林水産省)(PDF:858KB)
みんなで食べると、おいしいね、たのしいね!(動画)
令和6年8月8日に久喜市中央保健センターで実施した「おやこ料理教室」の様子と共食の大切さを紹介する動画を作成しました。
また、親子で一緒に作るおやつのレシピと作り方も紹介していますので、ぜひご覧ください。
※ご紹介しているおやつは、電子レンジやオーブンを使うため、火傷しないようご注意ください。
食パンdeミニ肉まん
【材料:6個分】
- サンドウィッチ用食パン 6枚
- 市販のシュウマイ(チルド) 6個
- 牛乳または水
【作り方】
- シュウマイを600Wの電子レンジで2分温める。
- ラップを敷き、その上に食パンを乗せ、両面に牛乳(または水)を塗り、食パンを湿らせる。
- 食パンの上に温めたシュウマイを1個乗せ、食パンの角を対角線で合わせ、形を整えながら、ラップごと食パンとシュウマイを包み、巾着絞りにする。
- 3.を耐熱皿に並べ、600Wの電子レンジで2分温める。
ピザ風おかずマフィン
【材料:マフィンカップ6個分】
- ホットケーキミックス 150g
- 卵 1個
- 砂糖 20g
- バター(できれば無塩) 30g
- 牛乳 70ml
- ケチャップ 40g
- 粉チーズ 大さじ1
- 乾燥バジル(お好みで) 適量
- ウィンナー 4本
- ピーマン 1/2個
- ミニトマト 6個
- プロセスチーズ 3個
- ピザ用チーズ 適量
【作り方】
- バターは電子レンジで加熱し、溶かしておく(沸騰しないように注意)。
- オーブンを180度に予熱しておく。
- ボウルに卵を割り入れ、泡立て器でほぐす。砂糖、牛乳、ケチャップ、溶かしバター、粉チーズ、乾燥バジル(お好みで)を加え、さらに泡立て器で混ぜる。
- ウィンナーは3mm程度の輪切り、ピーマンは千切り、ミニトマトは4等分に、プロセスチーズは1cm角に切っておく。
- 3.のボウルにホットケーキミックス、ウィンナーの半分とプロセスチーズを加え、ゴムベラでさっくり混ぜる。
- マフィンカップに5.の生地を入れ、180度のオーブンで15分焼く。
- 一旦、オーブンから取り出し、焼けた生地の上にピーマン、ミニトマト、ピザ用チーズをトッピングする。
- 180度のオーブンでさらに5分焼く。
- オーブンから取り出し、冷ます。
関連ホームページ
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページに関するお問い合わせ
健康スポーツ部 地域保健課
保健総務係 地域保健第1係
〒346-0005 久喜市本町5丁目10番47号(中央保健センター内)
電話:0480-21-5354
地域保健第2係
〒349-1192 久喜市間鎌251番地1(栗橋保健センター内)
電話:0480-52-5577
【共通】
Eメール:[email protected]
メール送信フォームを利用する