孤独・孤立対策について

近年、少子高齢化や単身世帯の増加などによる社会構造の変化等を背景として、社会全体のつながりが希薄化している中、孤独・孤立を感じる方が増えてきていると言われています。
孤独・孤立の問題は、人生のあらゆる場面において誰にでも起こり得るものです。
つらいときは、下記の相談窓口や、地域の身近な民生委員・児童委員などにご相談ください。

地域には、一人で高齢者や障がいのある方を介護したり、子育てに悩んだり、生活に困ったりなど、様々な状況の方がいらっしゃいます。
こうした時に、気づき、手を差し伸べることができるのも「人」であり、「地域の力」です。
地域の気づきを相談窓口につなぎ、孤独や孤立に悩んでいる方を、ともに支えていきましょう。
また、孤独や孤立を解消し、いわゆる「孤立死」を未然に防ぐためには、近隣をはじめとした多くの方々による、さりげない見守りや安否確認がとても重要です。何か異変を感じたときは、市や関係機関（社会福祉協議会・地域包括支援センターなど）、または身近にいる民生委員・児童委員などにご相談ください。
孤立死に至る前に、ちょっとした変化に気づき、声をかけたり、相談窓口や支援機関に相談することが『命』を救うことにつながります。

• ひとり暮らしの高齢者
• 高齢者夫婦のみの世帯
• 近隣の方と全く接触がない世帯
• その他、状況に応じて見守り等が必要な世帯

日頃から「おはようございます」「こんにちは」といった“あいさつ”を交わすことが、お互いの信頼関係につながります。見守るときは、さりげなく見守りましょう。

• 郵便受けに新聞や郵便物がたまっている
• 日中でも電気がついたまま、又はカーテンや雨戸が閉まったままになっている
• 同じ洗濯物が何日も干したままになっている
• ベランダや玄関前にゴミがたまっている
• 買い物や病院、趣味活動などで見かけなくなった
• 本人の状態が不自然である、極端に痩せている、着衣が異常に汚れているなど

倒れているのが見えるなど、特に命に関わる場合は、急を要するため、まずは救急車（119番）を要請し、その後、必要に応じて警察（110番）へ連絡をしてください。
死亡者を発見した場合には、直ちに警察（110番）へ連絡し、室内等へ立ち入らず、警察官の到着を待ちましょう。

電気・ガスなどのライフライン、新聞販売店、郵便局、宅配などの事業者がご家庭を訪問された際に異変を感じたときは、市に連絡をいただくなど、事業者と連携した見守り活動を行っています。

誰にも頼れず、ひとりで悩みごとを抱えている人がいたら、市や社会福祉協議会などの各種相談窓口にご相談ください。

家族の介護の相談をしたい。高齢者だけの世帯で不安がある。高齢者への虐待の問題など。

障がいについての相談をしたい。障がい福祉サービスを利用したい。障がい者への虐待の問題など。

子育てについて悩んでいる。児童への虐待の問題など。

ＤＶ（配偶者などからの暴力）などの問題について。

病気や失業などで生活ができない。経済的に生活に困っているなど。

どこに相談したらよいかわからない福祉のご相談をお受けします。