久喜市立菖蒲中学校
更新日:2022年10月21日
問い合わせ先:シティセールス課広報広聴係
市長と久喜市立菖蒲中学校の生徒の意見交換の様子
令和4年7月11日(月曜)に、市長室と久喜市立菖蒲中学校とをオンラインでつなぎ、生徒の代表4名と、市政に対する意見交換を実施しました。意見交換の様子は、すべての教室にライブ配信されました。
日時 | 令和4年7月11日(月曜)12時25分~12時45分 |
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質問者 | 久喜市立菖蒲中学校 生徒4名 |
市長からのメッセージ
菖蒲中学校のみなさん、こんにちは。久喜市長の梅田修一です。
菖蒲中学校は、今年4月8日に、私が開校宣言を行い、新校菖蒲中学校としてスタートしました。当初は、新しい学校生活に期待や不安、いろいろな気持ちがあったと思います。あれから3か月が経過しましたが、新しい学校生活には慣れましたか。
今は、新しい学校の校章や校歌を決めるため、新校開校プロジェクトが中心となり、みなさんから応募があった、たくさんのデザイン案や校歌に入れるキーワードの中から選定を行っていると伺っております。みなさんの学校の校章や校歌ですので、ぜひ多くの意見を出しあっていただきたいと思います。
生徒からの質問と市長からの回答
※実施風景写真と名前は一致していない場合があります。
実施風景1
橋本さん
市長さんは、マラソンが趣味だとお聞きしました。そこで、マラソンについてお聞きします。
久喜市総合運動公園からスタートし、鷲宮神社を折り返して戻ってくるコースですが、久喜マラソンを菖蒲で実施することはできませんか。菖蒲中学校の周りは、起伏もあまりなく、マラソンコースには適していると思います。
また、楽しく長距離を走るコツなどありましたら、教えてください。
市長
菖蒲中学校がある菖蒲地区は、のどかな田園風景が広がってますよね。起伏も少なくて、世界かんがい施設遺産である見沼代用水もあり、走るのにとっても魅力的な地区だと思っています。橋本さんはご存知ないかもしれませんけど、合併する前の旧菖蒲町では、見沼代用水路沿いや、緑豊かな田園風景の中を走る「しょうぶ見沼マラソン」を開催していたそうです。
このように、マラソンに適した環境を生かして、埼玉県内唯一のフルマラソン大会を、ぜひとも菖蒲地区で開催したいと考えています。令和6年度の実施に向けまして、現在コースなどを検討しておりますので、ぜひとも開催を楽しみにしていてください。
次に、楽しくマラソンを走るコツについてですが、やはり、勉強も運動も共通だと思うのですが、目標を常に持って、その目標に向けて努力をしていくことが、楽しみのコツかなって思っています。
あとは苦しい時でも笑顔でやっていると、みんな楽しくなると思います。私も苦しい顔をしないで、できるだけ笑顔でマラソンをして、自分自身楽しくマラソンができるように工夫をしています。
実施風景2
加藤さん
僕もいま、菖蒲中学校のリーダーとして生徒会長をしていますが、梅田市長は、なぜ久喜市長になろうと思ったのですか。また、市長さんは普段どのようなお仕事をされているのですか。
市長
私は大学を卒業したのち、金融機関の営業マンとして6年ほど全国転勤をしていましたが、いつか地元の久喜市に戻って、ふるさとのために働きたい、貢献したいなという思いがありました。
そのようななか、28歳の時に地元の久喜市に戻ってきて、まずは鷲宮町の町議会議員になるということからスタートいたしました。
そのあとに1市3町の合併を経まして、やはり埼玉県東北部の中心である自分のふるさと久喜市をもっともっといいまちにして、自分たちの子どもやその次の世代に、この素晴らしいふるさと久喜市を引き継いでいきたいな、そのような思いで私は市長になりました。
次に、私の普段の仕事についてですが、困っている人にお会いして相談に乗ったり、久喜市議会をはじめとする様々な会議に参加したりしています。
また、久喜市をもっとよくするために、市内の様々な企業であったり、事業者の皆様に会って、いろいろお話をして、将来の久喜市をどうしていったらよいのか、そのような判断をするのが市長の仕事です。
そして、週末になると市内各地で行われるイベントへ出席させていただき、市民の皆さまを激励したり、様々な久喜市に対する意見を聞くことも市長の大切な仕事です。
本当に、市長という仕事は休みなしの仕事なのですが、久喜市をもっともっと良くするという熱い思いで、日々仕事をしています。
実施風景3
星さん
僕は出かけることが好きで、よく電車を利用します。菖蒲地区は、バスを使えばJR宇都宮線も高崎線も利用できるのですが、やはり地元に駅があったら便利だなって考えてしまいます。
そこで、どうしたら菖蒲に駅を作ることができるのか教えてください。
市長
菖蒲地区については、特に、道路交通網・バス交通網に優れた地区だと思っている一方で、星さんのおっしゃる通り、駅があったら便利だなと思う気持ちも十分に理解できます。
星さんは埼玉高速鉄道という鉄道をご存知ですか。
現在、サッカーJリーグの浦和レッズの本拠地である、埼玉スタジアム2002の最寄り駅である浦和美園駅があるのですが、この駅を終点とする埼玉高速鉄道を、さいたま市岩槻区や蓮田へ延伸する構想があり、これをさらに久喜市以北にも延伸できるよう、久喜市を含む近隣市、町が同盟会を結成して活動しています。この埼玉高速鉄道の延伸が実現すれば、菖蒲地区に新駅建設という展望が描けるかもしれません。
もちろん、鉄道の延伸には、沢山の費用や年月がかかることから、すぐに実現することは難しいと思いますが、星さんのような若い方々が強く、菖蒲地区に駅を作ってほしいという気持ちを描いていただくことで、そのようなことが実現するかと思いますので、ぜひとも鉄道延伸の実現に向けて、一緒に取り組んでいただきたいなと思います。
実施風景4
日野さん
久喜市にもディズニーランドのようなテーマパークを作れば、多くの人が久喜市に来てくれると思うのですが、テーマパークを作ったり、誘致したりすることはできるのでしょうか。
市長
ディズニーランドなどのテーマパークは、わが国のなかでも特に多くの方が遊びに出掛けるランドマークとも言える施設であり、こうした施設が久喜市にあったら、大変夢のあるお話だなと思います。
私も久喜市が未来に向かってさらに発展していくためには、ご質問のようなテーマパークがあったら素晴らしいな、と思うところもありますが、現実的なお話しをすると、施設の整備や運営には多くのお金が必要で、そうしたことを実現できるような企業は日本の中でもほんの一握りではないかと思います。
また、テーマパークの設置には、まとまった広い土地が必要となりますが、仮に田んぼを埋め立ててテーマパークを作るというような場合、農地を守るための法律や街並みを整えるための法律など、様々な法律の規制に沿った形で許可を得ていく必要があるため、なかなか実現には高いハードルがあるのが現状です。
例えば、東京ディズニーランドや大阪のユニバーサルスタジオジャパンなどは、海に面した埋立地に立地しているので、こうした法律の規制がなかったのですね。
こうしたことを踏まえると、残念ながらテーマパークの誘致は現実的では難しいのですが、今後菖蒲地区におきましては、道の駅の整備を計画しております。また新たな(仮称)本多静六記念 市民の森・緑の公園の整備も計画されておりますので、この道の駅や新たな公園などに、多くの若い世代が楽しんでもらえるような、そして市外からも多くの人で賑わうような交流の拠点となるよう整備を進めていきたいなと思います。整備を進めるにあたっては、地域の皆様と一緒になって、日野さんたちからもアイデアをもらいながらやっていきたいなと思いますので、今後ともまちづくりに協力をしてくださいね。
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