久喜市立栗橋西中学校
更新日:2024年6月18日
市長と久喜市立栗橋西中学校の生徒の意見交換の様子
令和6年5月24日(金曜)に、市長室と久喜市立栗橋西中学校とをオンラインでつなぎ、生徒の代表3名と、市政に対する意見交換を実施しました。意見交換の様子は、すべての教室にライブ配信されました。
日時 | 令和6年5月24日(金曜)12時40分~13時00分 |
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質問者 | 久喜市立栗橋西中学校 生徒3名 |
※栗原さんは当日欠席のため、高橋さんが質問を代読
市長からのメッセージ
栗橋西中学校の生徒の皆さんの活動を、学校のホームページで見させていただきました。その中で、今月の初め、栗橋南小学校と栗橋西中学校で実施していただいた「愛さつ運動」が目に止まりました。雨模様のなか、自分たちの学校だけではなく、地域の小学校へ赴き、実施していただいた様子を見て、栗橋西中学校の皆さんは、地域との関わりを大事にしてくれているなと感じたところです。6月1日に行われる体育祭も応援にいきますので、またその時にもお会いしたいと思います。
本日は短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします。
※愛さつ運動については、6月以降は栗橋西小学校でも実施しています。
生徒からの質問と市長からの回答
※実施風景写真と名前は一致していない場合があります。
実施風景1
高橋さん
栗橋周辺の道路環境の整備について今後の予定をお聞きしたいです。
市長
久喜市では、平成22年の合併以降、各地区の移動をもっと安全に、そして便利にするため、道路の整備を推進しており、栗橋地区では主に2つの道路整備を進めています。
1つ目は、栗橋地区と鷲宮地区を結ぶ「佐間・八甫線」という道路で、県道阿佐間幸手線から東鷲宮駅方面へのアクセスが便利になります。
この道路が完成すると、地域間の交流や利便性が大きく向上するほか、両側に歩道を整備することで、歩行者の皆さんが安全に利用できる道路になると思っています。現在は、令和8年3月の完成を目指して、工事を進めているところです。
もう1つは、県道さいたま栗橋線の高柳の交差点から栗橋西小学校のほうへ向かう道路です。この道路は通学路となっていますが、道路幅が狭く、朝夕は通勤などの車両が多く通行していて危ないため、こどもたちが安全に通学できるよう、整備を進めています。
きれいで便利な道路を整備することで、往来する人が増え、久喜市が活気づくものと考えています。今後も、市民の皆さんが安心・安全に利用できるよう、道路の整備を進めていきます。
実施風景2
漆原さん
栗橋地区の飲食店を増やしていただける計画があれば教えてください。
市長
漆原さんはどんな飲食店が増えたらいいと思いますか。
漆原さん
お弁当屋さんやファミレス、中華屋さんもあったらいいなと思います。
市長
なるほど、飲食全般という感じですね。ありがとうございます。南栗橋地区では、3つの企業と大学、久喜市の5者連携によるまちづくりプロジェクト「ブリッジ・ライフ・プラットフォーム構想」を推進しており、地区内にスーパーマーケットが開業するとともに、住宅の建築などが順調に進み、まちに賑わいが出てきました。
このプロジェクトの成果もあり、南栗橋地区では人口が増加傾向にありますので、これから飲食店をはじめとする様々な店舗などが進出してくることを期待しています。
なお、市内には、どこに、どのような建物を建築できるか定めた「用途地域」という地域を指定しています。久喜市のホームページには、「都市計画図」という用途地域が確認できる地図を掲載していますので、どのような場所に飲食店が建てられるかを確認してみるのも面白いと思います。
また、久喜市では、市内の空き店舗を利用して新しくお店を始めようとする人のために、お店を借りるための費用や改装するための費用を補助する支援を行っています。
このような支援を行うことで、飲食店や様々なお店が増えることにより、栗橋地区をはじめ、久喜市がもっと賑わうように頑張っていきたいと思います。
実施風景3
新井原さん
栗橋西中学校の使われなくなったプールは、別の用途での利用はできませんか。
市長
新井原さん、ご質問ありがとうございます。
久喜市では、現在、古くなった学校や公共施設の改修・修繕を最優先の課題として取り組んでいます。栗橋西中学校においても、今年度から校舎の改修を進めていく予定です。
こうした中、生徒さんご自身が校内にプールがあるにも関わらず、授業で使っていないことから、別の用途で活用したいと考えてくれていること、大変うれしく思います。
新井原さんのご質問の通り、使われていない施設のあり方について、解体するのか、別の用途で再活用できるかなどの検討は、今後進めていかなくてはなりません。
皆さんも社会科の授業で学んでいることと思いますが、市では、市民の皆さんの声を反映し、予算編成を行っています。だからこそ、皆さんの意見はとても貴重なものです。
新井原さんも、引き続き市の取り組みに関心を持っていただき、使われていないプールの活用方法など、先生を通じて市に意見を寄せていただけたらうれしいです。
実施風景4
高橋さん ※栗原さんの質問を代読
土曜授業の必要性と効果についてのお考えを教えてください。
市長
土曜日に授業があることを当たり前の事と捉えず、なぜなのかと考える姿勢がとても素晴らしいですね。
高橋さんが言うとおり、現在、久喜市では、市全体で土曜日授業の日を設けています。1年間の中で、半日授業を4回、もしくは1日の授業を2回行うという取り組みです。
では、なぜ土曜日授業の日を設けたのでしょうか。
それは、普段お仕事などで学校に来られない保護者の方や、地域の方が学校に来やすいという良さがあるからです。そのような良さを活かし、土曜日だからこそ行うことができる学習を各学校で工夫して行っていると伺っています。そうした学習が、教室の中だけでの学習にとどまらず、社会に開かれた学びになっていくものと考えています。
高橋さんが将来社会に出たとき、多くの人々との関わりの中で、直面する課題を解決していく力がますます必要になっていきます。
ぜひ、高橋さんも質問を考えてくれた栗原さんも土曜授業を活用して多くの人々と出会い、色々な方と関わりながら課題を解決していく力を身につけていってくださいね。
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