久喜市立鷲宮東中学校
更新日:2024年9月20日
市長と久喜市立鷲宮東中学校の生徒の意見交換の様子
令和6年6月28日(金曜)に、市長室と久喜市立鷲宮東中学校とをオンラインでつなぎ、生徒の代表5名と、市政に対する意見交換を実施しました。意見交換の様子は、すべての教室にライブ配信されました。
日時 | 令和6年6月28日(金曜)12時40分~13時00分 |
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質問者 | 久喜市立鷲宮東中学校 生徒5名 |
市長からのメッセージ
鷲宮東中学校のみなさん、こんにちは。久喜市長の梅田修一です。先月、私は鷲宮東中学校の体育祭に出席させていただきました。当日は、澄み渡る晴天の下、皆さんが真剣に競技に取り組んでいる姿が、とても印象的でした。今年度は、「生徒主体」で体育祭の準備を進めてきたと伺っておりましたが、生徒会長の川口さんを中心に、まとまりのある素晴らしい体育祭だったと感じています。今後も、生徒の皆さんが主体となり、充実した中学校生活を送ってくださいね。本日は短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします。
生徒からの質問と市長からの回答
※実施風景写真と名前は一致していない場合があります。
実施風景1
齋藤さん
久喜市には高齢化以外に、転出人数が多くなっているという課題があると知りました。この人口減少対策として、インスタグラムやXで久喜市の魅力を発信するほか、TikTokでクッキーダンスなどを発信し、さらに若い人などに久喜市のことを知ってもらうといいと思いますがどうでしょうか。
市長
齋藤さん、ご質問ありがとうございます。久喜市では、様々な情報発信ツールにより、市の魅力などを情報発信していますが、齋藤さんは市のインスタグラムやXを見てくれていますか。
齋藤さん
はい。
市長
ありがとうございます。TikTokに限らずですが、動画による情報発信は、静止画よりもたくさんの情報を伝えられるため、市からのお知らせを効果的に発信できるツールであると認識しており、現在、久喜市でも、公式YouTubeで様々な動画を配信しています。今回、齋藤さんからご提案をいただいたTikTokは、ショート動画を流せるツールとして、若者を中心に利用者が多いようですね。
昨年度くらいから、全国の自治体においてもTikTokによる情報発信を始めている自治体がいくつか出てきましたが、久喜市では、公式YouTubeを利用し、動画による情報発信を行っていきたいと考えています。
動画を見て、久喜市に関心を持っていただき、将来的には久喜市ににぎわいが生まれれば、それは素敵なことだと思いますので、これからも多くの皆さんに見ていただけるような動画を発信していきますね。
齋藤さんも、こういう動画があったら見てみたいという意見がありましたら、学校の先生を通じて教えてくださいね。TikTokをもし作ったら、齋藤さんも参加してくれますか?
齋藤さん
はい!自分も久喜市の中学生として少しでも久喜市のことをアピールできたらと思うので、これからもよろしくお願いします。
実施風景2
吉本さん
桜田のベルクに面している「桜田北通り」の丁字路に、押しボタン式信号機を設置していただけませんか。この場所は交通量も多く、横断歩道を利用する歩行者も多くいるため、とても危ないなと感じています。
市長
吉本さん、ご質問ありがとうございます。桜田のベルクがあるベスタ東鷲宮は、ホームセンターや薬局もあり、とても便利な場所ですよね。利用者もとても多いようです。
私も毎朝10キロマラソンをして、皆さんの通学路を走って回っているんですが、ちょっと危険性を感じているところです。
市や警察では、交通上の危険があると思われる場所に、注意喚起の看板や路面標示、信号機や横断歩道などの交通安全施設を設置し、交通事故が起きないようにさまざまな対策を行っています。
ご質問いただきました信号機は、道路交通法上の交通規制を伴う交通安全施設になり、警察で設置しているものになります。
当該丁字路については、これまでも地域の皆さんから信号設置の要望をいただいており、毎年度、市から久喜警察署に対して設置の要望をしているところです。現在のところ、信号設置に至っておりませんが、これからも粘り強く、久喜警察署へ要望してまいります。
吉本さん
ぼくたちの方でも、これから交通安全対策に対して取り組めることはないか引き続き探してみます。ありがとうございました。
実施風景3
藤井さん
生徒に一人1台貸与されているクロームブックについて伺います。私たちの学校でも、クロームブックが壊れてしまい、代替機を待っている生徒が多くいます。授業では隣の人と一緒に使ったりもしていますが、それ以外の場面では、クロームブックが手元に無いと、学びが止まってしまいます。久喜市の対応状況について教えてください。
市長
藤井さん、ご質問ありがとうございます。
久喜市教育委員会では、令和3年2月にクロームブックを導入し、現在、端末の利用の頻度については、埼玉県でもトップクラスとなっています。
その一方で、クロームブックを活用すればするほど、故障や破損が多くなります。昨年度は、修理が間に合わず、生徒の皆さんには迷惑をおかけしました。その点につきましては申し訳ないと思っています。
現在、教育委員会では、これまでの課題を踏まえ、代替機を150台用意し、一時的な補填をしたり、また、期間を空けることなく、クロームブックの修理をしたりするなど、皆さんの学びが止まらないような対応をしています。
直近では、6月に140台の修理が終わり、クロームブックが不足している学校にお返ししました。
これからも、学校から壊れたクロームブックが届いたら、急いで修理・返却し、手元にクロームブックがない期間は一時的に代替機を出すことで、皆さんの学びが止まらないよう努めてまいります。
藤井さん
現在、久喜市ではマンションや住宅が増えて、人口も同じくらい増えていくと思うので、私たちの意識で少しでも変えられることがあれば、この学校の役員としてみなさんに発信していけるように頑張ります。
市長
ありがとうございます。もっともっといい中学校にしてくださいね。
実施風景4
田口さん
久喜市で、少子高齢化や学校の老朽化以外で困っていることはありますか。この質問の答えを聞くことで、私たちができることを考えることができます。
市長
田口さん、とっても前向きなご質問ありがとうございます。久喜市をもっともっとよくするため、市民の方に安全安心な生活を送っていただけるようにすることが、重要な課題の1つだと考えております。そのような中、近年、異常気象や地震など、防災に対する関心も高まっています。防災に関するさまざまな取組の推進は、防災に強いまちづくりに必要不可欠だと私は考えています。
また、防災は市だけでできるものではなく、田口さんのような市民の方の協力、日頃からの備えも重要となります。そして、災害が発生する前に家族で避難場所を決めておくことや正しい情報を得ることが大切になります。
久喜市では、令和5年4月から皆さんのスマートフォンやタブレット端末で利用できる「久喜市防災アプリ」を提供しています。防災アプリでは、防災行政無線の放送や災害時の避難情報、ハザードマップなどをいつでも確認することができます。
多くの方に防災アプリを使ってもらったり、防災について考えてもらったりすることで、私も含め久喜市民がオール久喜で一丸となって、防災に強いまちづくりの推進をしてまいりたいと考えています。
田口さん
私は防災について家庭科の授業などで学習しました。そのことを生かして、久喜市一丸となって防災に強いまちづくりに貢献できるように頑張ります。
市長
はい、ぜひよろしくお願いします!
実施風景5
川口さん
梅田市長が目指す久喜市がどのようなものか、教えてください。お話を聞くことで、私たち一人ひとりの目標が決まり、地域で協力して生活できると思います。
市長
川口さん、ご質問ありがとうございます。
誰もが「住んでみたい」、「住んでよかった」、「これからも住み続けたい」と思えるようなまちを私は目指しており、「人が笑顔 街が元気 自然が豊か 久しく喜び合う住みやすいまち 久喜」を、目指すまちの将来像としております。
この実現には、「誰一人取り残さない」社会実現のための「持続可能な開発目標(SDGs)」の取組が密接に関わってきます。
例えば、子育てボランティアなどの地域全体で子育てを支援することは、ゴール4「質の高い教育をみんなに」ということに関わっており、その達成が、「人が笑顔」に繋がります。
また、節電などの省エネは、ゴール7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」に関わっており、その達成が、「自然が豊か」に繋がります。
皆さんの日頃の行動、例えば、困っている人に手を貸すこと、ごみを減らすことや勉強を頑張ることも、SDGsの目標達成に繋がります。そして、将来の久喜市をつくることになります。私とともに、誰もが「住んでみたい」、「住んでよかった」、「これからも住み続けたい」と思える久喜市のまちづくりをしていきましょう。
川口さん
これから、私たちの中学校でも、地域の方と協力し、住みやすい久喜市になるように頑張っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
市長
ぜひ、よろしくお願いします。ありがとうございました!
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