大型ツル性植物のアレチウリの駆除について
更新日:2024年9月18日
問い合わせ先:環境課環境保全・衛生係
アレチウリとは
環境省提供
アレチウリは、北アメリカ原産のウリ科の大型ツル性植物で、5月から10月頃にかけて、河川敷や路傍などの日当たりのいい場所で、長さが10メートル程まで長いツルを伸ばします。土壌環境に対する適応性が大きく、ゴミ集積地付近などでも確認されます。
在来種と競合し、まきついた植物を枯らしてしまうなど、生態系に重大な影響をおよぼすおそれがある植物として、外来生物法による 特定外来生物に指定され、 飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つなどが原則禁止されています。
駆除方法
アレチウリは根やツルが残っていると、増殖してしまうため、鎌で刈り取るなどの方法では、根本的な解決とはならない可能性が高く、根元までツルをたどって抜きとる方法が適しています。このため、できるだけ小さく、実をつける前に駆除を行うのが効果的です。
なお、特定外来生物は生きたまま移動させる、保管するなどの行為が禁止されているので、ビニール袋に入れ、数日間天日干し、枯死させてから可燃ごみとして処分してください。
アレチウリの見分け方
アレチウリの葉
アレチウリは、茎に1枚ずつ五角形の葉が生えます。また、茎には白い毛が生えています。
クズの葉
植生の似ているクズ(在来種)は、茎に3枚1組の葉が生えます。また、茎には褐色の毛が生えています。
カラスウリの葉
カラスウリ(在来種)の葉は、ハート型で3~5裂するものがあり、葉の縁には緩やかなギザギザがあります。また、葉や茎には短い毛が生えています。
このページに関するお問い合わせ
環境経済部 環境課
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