県指定 銅製蓬莱文鏡
更新日:2024年4月1日
問い合わせ先:文化振興課文化財・歴史資料係
銅製蓬莱文鏡(どうせいほうらいもんきょう)
種別
工芸品
指定年月日
昭和39年3月27日
所在地
久喜市鷲宮1丁目6番1号
所有者(管理者)
鷲宮神社(久喜市立郷土資料館)
概要
直径22.0センチメートルの銅製円形の和鏡です。文様の特色などから室町時代の作とされています。
背面の図は、中国の伝説に基づいた蓬莱山(仙人の住む霊山)の文様を表現しています。中央に紐を通す亀甲文の鈕、その左側に2匹の鶴が頭を下げ、向き合っています。また、その足元には2匹の亀がたわむれています。右側には、松の木があり、その枝は上方にまで伸びています。下方には、1匹の亀が海中を泳いでいます。また外区には松葉、瑞雲(めでたい雲)などが付け加えられています。
蓬莱文鏡は鎌倉時代以降盛んに作られたようです。この鏡は、すでに形式化した図ですが、室町時代を代表する優れた鏡の一つにあげられています。
銅製蓬莱文鏡
『広報くき』連載「久喜歴史だより」
第39回 吉祥(きっしょう)を祈る 銅製蓬らい文鏡(どうせいほうらいもんきょう)
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