キウイフルーツかいよう病に気をつけましょう
更新日:2023年10月12日
お問い合わせ先:農業振興課
キウイフルーツかいよう病とは
キウイフルーツかいよう病とは、樹が枯れることもある非常に被害の大きな病気です。
今までも発生していましたが、近年、海外から侵入したと思われる新たな系統の病種が発生しています。(Psa3系統)
なお、この病気は、人などへの影響はなく、感染した果実を食べても問題ありません。
全国のキウイフルーツ産地で、強い病原性をもつ「キウイフルーツかいよう病」が発生しています。
国内では、平成26年5月に最初の発生が確認され、現在、10都県で発生が確認されています。
キウイフルーツかいよう病は、発生すると被害が大きく、広がる速度も速く、防除が難しい病気です。
平成27年5月現在、埼玉県内での発生は確認されていませんが、未発生農園への病原の侵入対策が防除には重要です。
日頃からの衛生管理に気をつけ、発生を防ぎましょう。
大切な農園を守るために
早期発見が重要です
季節ごとの主な症状
- 春 枝幹からの樹液の流出、葉の斑点、新梢や枝の枯死など
- 夏 新梢や枝の枯死
- 秋 葉の斑点、枝の枯死
- 冬 枝幹からの樹液の流出
発病前からの予防も重要です
農園の衛生管理
- 園地に出入りするときは、泥を落とした靴底と手を消毒する。
- ハサミやのこぎりは、園地ごとに用意し、樹ごとに消毒する。
- 園地外に出るときは、収穫かごや体についた植物の残さを除去する。
- 発生園で作業したときは、そのままの服装で他の園には行かない。
- 園地に看板を設置し、関係者以外の立ち入りを禁止する。
清浄な苗木等の使用
症状の無い清浄な苗木や穂木、花粉等を使用し、購入日や購入先、量を必ず記帳しましょう。
薬剤防除
キウイフルーツかいよう病の病原菌は、低温を好む病原菌です。このため、秋から春にかけての防除が重要です。
病害虫防除に関する技術情報(農林水産省ホームページ)(外部サイト)
リーフレット(キウイフルーツかいよう病緊急対策)(PDF:1,180KB)
リーフレット(病徴ガイド・果樹園管理ガイド)(PDF:665KB)
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このページに関するお問い合わせ
環境経済部 農業振興課
〒346-0192 久喜市菖蒲町新堀38番地
電話:0480-85-1111 Eメール:[email protected]
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