市指定 旧医王院薬師堂棟札
更新日:2017年12月4日
旧医王院薬師堂棟札(きゅういおういんやくしどうむなふだ)
種別
歴史資料
指定年月日
平成16年4月1日
所在地
久喜市除堀1291
所有者(管理者)
不動寺(久喜市立郷土資料館)
概要
棟札とは、建物の新築や修理の際、記録として建物の棟木に打ちつける木の札のことです。
医王院は明治3年(1870)に廃寺となりましたが、付属の薬師堂はその後も残されてきました。その後、薬師堂から2点の棟札が発見されました。大きい方の棟札の記述によると、薬師堂はそれまであったものを慶長13年(1608)に建替えたもので、その際、援助を行ったと考えられる約50名の名前が確認できます。小さい方には梵字や人名などが書かれていますが、年号や建築目的などの記述がなく、大きな棟札に付属するものと考えられます。
旧医王院薬師堂棟札
『広報くき』連載「久喜歴史だより」
参考文献
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