市指定 善宗寺嘉永三年銘宝篋印塔及び宝塔記碑
更新日:2018年7月25日
善宗寺嘉永三年銘宝篋印塔及び宝塔記碑(ぜんそうじかえいさんねんめいほうきょういんとうおよびほうとうきひ)
種別
歴史資料
指定年月日
平成19年3月29日
所在地
久喜市菖蒲町下栢間2639
所有者(管理者)
善宗寺
概要
この宝篋印塔は嘉永3年(1850)に天下泰平や領内安全、主君である旗本内藤家の安泰などを願って造立されました。
塔の側面には、塔の造立を発願した内藤家の家老や、内藤家が治めていた栢間村・小林村・新堀村・戸箇崎村(菖蒲町)・三箇村の5ヶ村の名主や組頭の名前が合わせて144名記されています。さらに、石塔の表面には「五箇村総百姓」の文字が刻まれています。
この宝篋印塔の特筆すべき点はその大きさにあり、最上部が欠損しているものの推定総高は5.7メートルを計り、全国的に見ても大型の部類にあるといえます。
善宗寺嘉永三年銘宝篋印塔
『広報くき』連載「久喜歴史だより」
第34回 旗本内藤(はたもとないとう)氏ゆかり天下泰平(てんかたいへい)を願った宝篋印塔(ほうきょういんとう)
参考文献
案内図
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