「もしものとき」について話し合おう ~人生会議~
更新日:2025年2月10日
問い合わせ先:高齢者福祉課 地域包括支援係
「もしものとき」のことを考えたことはありますか?
「もしものとき」のことを考えてみたことがありますか?
誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。
命の危機が迫った状態になると、約70%の方が、医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。
心の余裕のあるときに、あなたが「大切にしたいこと」や「して欲しくないこと」について、じっくりと考える時間を持ち、そして、あなたの考えを大切な人に伝えてみませんか?
人生会議(ACP)とは
「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」とは、あなたの大切にしていることや望む生き方、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことを言います。
愛称として「人生会議」と言います。
厚生労働省:人生会議(ACP)普及・啓発リーフレット(PDF:841KB)
人生会議(ACP)の進め方
人生会議を進めるにあたって、下記のステップを行ってみましょう。
時間の経過とともに意思は変化することがあるので、誕生日や一年の始まりなど、定期的にこのステップを行い、あなたの思いを家族や大切な人、医師などにしっかり伝えておきましょう。
1.あなたの大切にしていることは何ですか?
2.あなたが信頼できる人は誰ですか?
3.信頼できる人や医療・ケアチームと話し合いましたか?
4.話し合いの結果を大切な人たちに伝えて共有しましたか?
5.心身の状態に応じて意思は変化することがあるため何度でも繰り返し考え話し合いましょう
人生会議に正解はありません。話し合いの中で、必ずしも何かを決める必要もありません。
「知りたくない」「考えたくない」「文書にまとめたくない」という思いも希望の一つです。
まずは話し合いのきっかけを作ることで、今後の希望や思いについて理解を深めていきましょう。
厚生労働省:ゼロからはじめる人生会議「もしものとき」について話し合おう(外部サイト)
久喜市の取り組み
令和6年度ACP普及啓発講座を開催しました
令和7年1月23日(木曜) 参加者 13名
講座:テーマ「ACP(人生会議)について」
講師:久喜在宅クリニック 院長 熊懐 慎吾 先生
令和7年1月29日(水曜) 参加者 16名
講座:テーマ「ACPって何?」生死を分ける時の医療 一生涯を考えてみよう
講師:新井病院 院長 関谷 栄 先生
高齢者福祉課地域包括支援係では、講座開催に関する相談を受け付けております。
エンディングノートを配布しています
久喜市「わたしの思い~マイエンディングノート~」を配布しています。
葬儀や財産のことに加えて、人生会議に取り入れられそうな、あなたが受けたい医療やケアについて記載する箇所があります。
あなたやご家族にもしものことがあったときのために備えて、記録しておきましょう。
また、このノートに書いたことをもとに、ご家族やかかりつけ医など周囲の人と話し、ノートの保管場所を伝えておきましょう。
配布場所…高齢者福祉課窓口、各地域包括支援センター、市役所・各行政センターパンフレット置き場
人生会議をより身近に
人生会議をまんがでわかりやすく解説しています。(出典:厚生労働省)
ライフスタイルやライフステージが異なる方々にも、それぞれのストーリーを通して「人生会議」をより身近に感じてる機会になれば幸いです。
ストーリー(1)〈「人生会議」のホント 編〉(PDF:1,715KB)
ストーリー(2)〈「人生会議」は口実 編〉(PDF:1,695KB)
ストーリー(3)〈「人生会議」の誤解 編〉(PDF:5,742KB)
ストーリー(4)〈「人生会議」は誰とでも 編〉(PDF:5,895KB)
ストーリー(5)〈「人生会議」のきっかけ 編〉(PDF:1,764KB)
ストーリー(6)〈「人生会議」って何? 編〉(PDF:1,772KB)
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このページに関するお問い合わせ
福祉部 高齢者福祉課
〒346-8501 久喜市下早見85番地の3
電話:0480-22-1111 Eメール:[email protected]
メール送信フォームを利用する
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